静岡のマチュピチュ?



先日寺かふぇでお出ししたお茶は、静岡市の奥長島の、無農薬・在来種のお茶でした。
その茶畑をご紹介したいと思います。

奥長島は足久保の奥にあり、
聖一国師が茶の種をまいたところです。

私も以前ゆかりちゃんから、
足久保の奥にマチュピチュみたいな茶畑があるらしい、という話を聞いていたので、
ずっと気になっていたのですが、それはここのことでした。
確かに素晴らしい風景。

この美しい段々畑の茶畑は市や県のパンフレットにはよく登場しているし、
テレビでも紹介されているのですが、
実は持ち主の方はすでに耕作を放棄されています。
段々畑での作業は大変なのだそう。

そこで近所に住む勝山さんという女性が、
この美しい茶畑はなんとか守りたいという思いで手入れをしています。

静岡のお茶は飲む量、作る量が減ってきていますが、
なにが一番さみしいかといえば、
茶畑の風景がなくなっていくこと。

心意気だけでその風景を懸命に守ろうとしている人には、
頭が下がる思いです。  


2015年12月07日 Posted by Emiko Totsuka at 22:12Comments(0)茶活

寺かふぇの幸せ



いつも催しが終わると不思議な気分になります。
日常とはまったく違うことをしているので、
疲れや緊張はあります。

そして疲れながらも、ものすごく幸せなんですね。
なんとも形容しがたいのですが。

浄化され、満たされていて、あったかくて、うれしくて、疲れている。(笑)
この催し以外では感じることのない、なかなかない素敵な気持ちなんです。

趣ある茶室に美しい紅葉という、お寺の持つ場の力、
丁寧に入れるとき瞑想にも似た気持ちになる、お茶の力、
「ありがとう」の言葉や、笑顔がたくさん飛び交う、人の力。

これらの力のシナジー効果はまっすぐ上向きです。

お茶で人をおもてなしするのは、本当にいいものですね。
人に尽くしているようで、自分が一番癒されているんですから。

今回はすごく、いつにもまして腑に落ちるところがありました。

また、楽しいお茶事をやりたいです!
なにか、やりましょう!  


2015年11月26日 Posted by Emiko Totsuka at 23:15Comments(0)徒然

寺かふぇ@洞慶院


先日の寺かふぇを振り返りたいと思います。


赤、黄色の紅葉がとってもきれいでした。
ここは黄色のじゅうたん。


お茶は、足久保の段々畑で作られている、無農薬・在来種。

余談なのですが、

いつも水屋で大活躍しているこの机。

ああ机だな。くらいしか思ってなかったのですが、

なんと、なんと!!!

江戸時代、寺子屋で使われていたものでした!!!!!!

ええ!!!???

そんな歴史あるの!!!!!

なんとも思わず長い間使っていたのが急に申し訳ないような気分になってしまいました。。
さすが、歴史ある洞慶院です。

お越しいただきましたみなさま、ありがとうございました。
  


2015年11月25日 Posted by Emiko Totsuka at 22:25Comments(0)寺かふぇを終えて

24時間説法なう

改めて、本日の寺かふぇにお越しいただきました皆様、
本当にありがとうございました。



洞慶院の若和尚、崇元さんは、
今日の朝10時から、明日の朝10時まで、
24時間説法という挑戦を今している最中です。
しかもまだ半分、折り返し地点。
24時間くらいないと、思いを伝えきれない、とのことでした。

不安を抱える時代ですが、
私は、仏教に希望を感じていて、期待したいと思っています。
また、今一番必要なものかもしれないとも。
だから崇元さんの挑戦は本当に素晴らしいと思うし、うれしいです。

仏教の教えが深く根付いている、ミャンマーを訪れたことや、
ヨガの修行の内容を知ったことなどからよりそう思うようになりました。
(ヨガの修行はヒンドゥーの教えですが、仏教と共通の点がありました。)

ミャンマーとヨガの修行に共通していたこと、
それは、
「人に親切にすることが、自分の徳になる」
という考え方です。

ミャンマーの人たちは子供の時からその教えを受けているので、
どこに行ってもひたすら親切、親切、親切。
三週間の旅で利己的な人には結局誰一人会わず、
本当に驚き、感動しました。

そして、ヨガの修行者が、修行の中で、老人の介護をしているのを知りました。
「この人の介護をさせてもらうことが、自分の徳になるんです。」
と言っていたのです。

介護する人は自分の徳になると思っている。
介護される側もそれを知っているから、
申し訳なく思う気持ちも軽減し、安心して身を任せられることでしょう。

これらのことを知って、
この教えこそ、大半の問題の解決策になりうるんじゃないかと思ったのです。

こういう教えを心の中心に持っているということが、
うらやましくなりました。
子供のころからその教えの中で育てば、
生きることがもっと楽になるはずです。

わがままになったり、怒りをぶつけたくなる瞬間は誰しもあると思います。
でも自分がそうなったとき、
自分が一番それに気づいていて、一番嫌な思いをしているわけです。
その利己的な感情をコントロールして心を平和にしていくのが、
仏教をはじめ宗教の役割。
宗教と政治はどこかタブーな雰囲気があるけれど、
仏教はもっと前に出ていいと思うんです。
いろいろ教えてほしいし、知りたいし、話もしてみたい。
仏教と共に歩んできた国だし、
生きるために智恵がたくさん詰まっていると思うから。

説法なう、な崇元さんに、元気玉届け!
これからも、仏教に、崇元さんに、期待しています。  


2015年11月22日 Posted by Emiko Totsuka at 22:50Comments(0)お寺・仏教のはなし

寺かふぇ終わりました



寺かふぇ無事終わりました。
引き続き、洞慶院の催しは開催中です。

崇元さんの、
24時間説法!!!

すごすぎです!
すごい挑戦です!
ぜひお出かけください。
明日の朝10時まで。
  


2015年11月22日 Posted by Emiko Totsuka at 16:41Comments(0)徒然

寺かふぇ始まりました!



寺かふぇ始まりました☆

洞慶院、紅葉キレイです〜!  


2015年11月22日 Posted by Emiko Totsuka at 11:02Comments(0)徒然

寺かふぇ用のお茶

先日の静岡市でのお茶まつりで、
ゆかりちゃんが美味しいお茶を見つけたそうで、
それを今回の寺かふぇでお出ししようと思います。

なんでも、そのお茶は販売されていたわけではなく、
紹介用として試飲したものだったのですが、
あまりに美味しかったのでお願いして特別に売ってもらったそう。

足久保の石垣の段々畑で作られている在来種のお茶で、
ゆかりちゃん曰く野性的な味とのこと(face08

どんなお味なんでしょうか~?
とっても楽しみですねface02


  


2015年11月16日 Posted by Emiko Totsuka at 21:08Comments(0)茶活

寺かふぇのお茶



寺かふぇの開催日が近づいてきました。

お茶はどうしようか、お菓子は・・・そろそろ悩み始めるころです。

秋の新茶ってのも、あるんですね~。
三番茶とか、四番茶とか?
最近は一番茶しかとらないところがほとんどなのだそうで、
むしろ貴重なのかしら?

14日、15日に静岡市でお茶まつりがあるようなので、
その時になにか見つけられたらと思っています。  


2015年11月11日 Posted by Emiko Totsuka at 23:02Comments(0)茶活

寺かふぇやります14


寺かふぇやります14

11月22日
10:30〜15:00
洞慶院のお茶室老楳庵にて。

今回は我らが若和尚、崇元さんが、
洞慶院を離れる前の、
最後の記念の催しとなります。
寺かふぇ以外にも様々な試みがされるそうです。
崇元さん、すごい意気込みです!

きっと紅葉が見頃の時期。
楽しみですね。
この日のためだけのお茶とお菓子をご用意してお待ちしております。

詳細はまたアップさせていただきます^_^
  


2015年10月19日 Posted by Emiko Totsuka at 10:54Comments(0)寺かふぇイベント案内

全力でおすすめ

鼓童のコンサートを観に行ってきました。

和太鼓をはじめ、日本の伝統的な楽器を使った演奏や踊りをする人たちです。
もう35年くらいあるグループ。

もう本当に本当に、超絶いいです!
世界中の全員に観に行ってもらいたいです!笑

和太鼓ですから、予備知識ゼロでOK。
お祭りが始まる時に、太鼓が一斉に鳴り響くと、
わーってドキドキしてテンションあがりますよね。
あれが、ずっとなんですよ。
そして上手いのなんのって。(あたりまえなんですけどね)
そしてかっこいいのなんのって。

前回は、鼓童の中の別企画、「打男」っていうのを観に行って、
個人的にはそちらのほうがおススメなのですが、
本家の鼓童も最高です。

オリンピックで、和太鼓をぜひ披露してほしいな~☆

そして私は和太鼓を習いたくてたまらなくなってしまっています!


  


2015年09月19日 Posted by Emiko Totsuka at 23:19Comments(0)徒然