やっぱりカフェが好き
2018年が始まり早いもので三週目。
今年もよろしくお願いいたします。
今日は新月。新たにより具体的な目標をたてると良いそうです。
今年も楽しいことができたらいいなと思っています。
9年前
寺かふぇはすごく自然に始まったけど、
一番のもとのもとは、
カフェが好き、って気持ち。
いろんなカフェに行った。
旅行に行っても、観光もそこそこにカフェばかりはしごしているし。
いつかは、自分のお店ができたら・・・なんて
ぼんやり思っていたけど
ハワイ行きたーい
みたいに、それくらいぼんやりしていた。
でもこの場所↓に不思議な縁があったようで・・・
(正確にはこの向かい)
今年はなんだか、ぼんやりが、ぼんやりでいられなく、
姿を現しそうです。
楽しいことがはじまるかな?
くわしくはインスタで…笑↓
yotto_cafelover
今年もよろしくお願いいたします。
今日は新月。新たにより具体的な目標をたてると良いそうです。
今年も楽しいことができたらいいなと思っています。
9年前
寺かふぇはすごく自然に始まったけど、
一番のもとのもとは、
カフェが好き、って気持ち。
いろんなカフェに行った。
旅行に行っても、観光もそこそこにカフェばかりはしごしているし。
いつかは、自分のお店ができたら・・・なんて
ぼんやり思っていたけど
ハワイ行きたーい
みたいに、それくらいぼんやりしていた。
でもこの場所↓に不思議な縁があったようで・・・
(正確にはこの向かい)
今年はなんだか、ぼんやりが、ぼんやりでいられなく、
姿を現しそうです。
楽しいことがはじまるかな?
くわしくはインスタで…笑↓
yotto_cafelover
2018年01月17日 Posted by Emiko Totsuka at 10:15 │Comments(0) │徒然
寺かふぇin保存食日和
寺かふぇin保存食日和、無事に終わりました。
10:30に始まったとたんマルシェの方は大賑わい。
寺かふぇの方は終始いい感じで、途切れることもなく溢れることもなく。
お茶もお菓子も量がほぼぴったり。という、
もはやすっかり成熟した催しです(笑)
今回もポカポカのひだまりがありました。
これがなにより一番重要で。
ちょっと陰ると寒~くなるので、ホントにいつも催しの時はぽかぽかでありがたいです。
わたしもひなたぼっこをしながら楽しめました(^^♪
お茶は、茶空間さんの天竜を。
わたしは浜松出身ですし、直虎の大ファンなので、
今回は浜松のお茶にしようというのは決めていました。
天竜はどこかほっこりとした香ばしさがあり、高めの温度で淹れても美味しいので
この寒い日にはぴったりだなと思い選びました。
お菓子は玲子さん作のすはま、わたしは紫芋の洋風茶巾を作りました。
とっても楽しい、あったかい催しでした。
ありがとうございました。
2017年11月22日 Posted by Emiko Totsuka at 18:15 │Comments(1) │寺かふぇを終えて
寺かふぇやります15
久々の更新です!
そして寺かふぇのお知らせです。
2017年11月19日 日曜日
10:30~15:00
静岡市葵区 洞慶院 茶室「老楳庵」にて
梅園で有名な洞慶院ですが、実は紅葉もとってもきれいなんですよ☆
おいしいお茶とお菓子をご用意して、お待ちしております。
寺かふぇkonoyoは、お寺を1日カフェに見立てる催し。
カフェにいくように気軽にお寺でお茶しよう、というコンセプトでやっています。
予約や作法は不要。お気軽にお越しください。
その日のために選んだ静岡茶とお菓子でおもてなしいたします。
お代は設定しておりません。
1円以上のドネーション(寄付)をお願いしています。
ご協力をよろしくお願いいたします。
悪天候時は内容が変更になることがありますのでこちらのブログでご確認ください。
ぜひお出かけください。
洞慶院
静岡市葵区羽鳥7-21-9
15回目の寺かふぇkonoyoは、洞慶院のお茶室『老楳庵』での開催。
今回はdoma雑貨店さんにお声がけをいただき、『保存食日和』という催し内での開催です。
その名の通り、保存食がテーマの催しで、わたしたちの他にもいろいろな出展者の方がいらっしゃり、
昔からの知恵や、食べ物を美味しく保存してくれる菌たちへ、感謝して楽しむ一日。
ワークショップもありますので、紅葉狩りがてらぜひお出かけください。
そしてそして今回は、相方のゆかりちゃんが都合により参加できないので、
ヨットはさみしいです。
手伝えるよ!って方がいたら、手伝ってくださいませ~(T_T)
よろしくお願いいたします☆
では、11月19日にお会いしましょう(^^♪
2017年10月31日 Posted by Emiko Totsuka at 17:05 │Comments(0) │寺かふぇイベント案内
なまづやさん
向敷地の陶芸カフェなまづやさんでお昼ご飯をいただいた。
11周年を迎えたそう。
すばらしい☆☆☆
すてきなギャラリースペースが出来ていた。
なまづやさんは寺かふぇのために器を作ってくださったり、
陶芸をさせていただいたり、
人生相談に乗ってもらったりと、
なんだか帰る場所のひとつのような、
あったかい場所。
癒されて、そしてご飯が美味しすぎる!
わたしはいつもベジプレート。
陶芸家さんがつくるお料理は美しさが違う。
11周年を迎えたそう。
すばらしい☆☆☆
すてきなギャラリースペースが出来ていた。
なまづやさんは寺かふぇのために器を作ってくださったり、
陶芸をさせていただいたり、
人生相談に乗ってもらったりと、
なんだか帰る場所のひとつのような、
あったかい場所。
癒されて、そしてご飯が美味しすぎる!
わたしはいつもベジプレート。
陶芸家さんがつくるお料理は美しさが違う。
2016年05月15日 Posted by Emiko Totsuka at 22:52 │Comments(0) │徒然
続、くまごろう
昨日夕飯前のひととき、自分の部屋でくつろいでいたら、
リビングの方から携帯電話のバイブの音が聞こえてきた。
着信だ、と急いで部屋を出ると、
キッチンでなにやらブンブン音がしている。
バイブの音ではなかった。
大きな、丸い、蜂のような虫がブンブン飛んでいるではないか‼
びっくりしてリビングに駆け込んで
ドアをそっと開いてしばらく虫を見守っていたが、
どうしたらいいかわからない。
スマホで調べてみると、明るい方へ行くと書いてあったが、
外は既に暗くドアを開けたら違う虫が入ってきてしまう。
困った。
とにかく家族が帰ってくるまでキッチンに行かないようにして、
リビングにいた。
しばらくすると羽音がしなくなった。
姿も見えない。
そして、それっきり、どこにいるのかわからない‼
丸一日たっているけれど、出てこない‼
換気扇から外へ出たのかと思い、
家の外側から見てみたら、網が張られていた。
これでは出られない‼
いったいどこへ行ってしまったのか?
あれはくまごろうだったのか?
くまごろうは優しい子だけれど、
大きさと羽音が怖すぎる。
もし違って刺されたりしたらたまらない。
家族が殺虫剤を買ってきた。
キッチンには怖くて行けず、
耳を澄ますとなんだか羽音が聞こえているような気がしてくる。
虫の影におびえて落ち着かない。
くまごろう、キミなのか!?
室内は、困るよ!!
リビングの方から携帯電話のバイブの音が聞こえてきた。
着信だ、と急いで部屋を出ると、
キッチンでなにやらブンブン音がしている。
バイブの音ではなかった。
大きな、丸い、蜂のような虫がブンブン飛んでいるではないか‼
びっくりしてリビングに駆け込んで
ドアをそっと開いてしばらく虫を見守っていたが、
どうしたらいいかわからない。
スマホで調べてみると、明るい方へ行くと書いてあったが、
外は既に暗くドアを開けたら違う虫が入ってきてしまう。
困った。
とにかく家族が帰ってくるまでキッチンに行かないようにして、
リビングにいた。
しばらくすると羽音がしなくなった。
姿も見えない。
そして、それっきり、どこにいるのかわからない‼
丸一日たっているけれど、出てこない‼
換気扇から外へ出たのかと思い、
家の外側から見てみたら、網が張られていた。
これでは出られない‼
いったいどこへ行ってしまったのか?
あれはくまごろうだったのか?
くまごろうは優しい子だけれど、
大きさと羽音が怖すぎる。
もし違って刺されたりしたらたまらない。
家族が殺虫剤を買ってきた。
キッチンには怖くて行けず、
耳を澄ますとなんだか羽音が聞こえているような気がしてくる。
虫の影におびえて落ち着かない。
くまごろう、キミなのか!?
室内は、困るよ!!
2016年04月30日 Posted by Emiko Totsuka at 19:03 │Comments(0) │徒然
熊蜂のくまごろう
先日午前に洗濯をして庭に干そうとしたら、
丸い大きな蜂らしき虫が飛んでいた。
いなくなってから干そうと思ったら、
いくら待ってもずっと同じ場所を飛んでいる。
ちょうちょや、ほかの蜂がくるとすかさず体当たりしに行って、
またすぐ戻ってくる。
結局洗濯物はそっと干したけれど
巣でも作られたら困るなと思った。
家族に言うと、あれはくまんばちで、
ここのところずっといる庭の主だという。
ネットで調べてみると、
春先にオスが、メスを探して縄張り内を低空飛行し、あらゆる飛ぶ虫をメスではないかと思って追いかけるらしい。
まさにそれだった!
ちなみに、オスに針はなく穏やかな性格で人間に興味はない。
そして驚いたのは、くまんばちの写真、
かわいいぃぃ~~~‼
知らなかった、こんなにかわいいなんて‼
まんまるでふさふさしていて、羽が小さい。
なんだかモスラ?とかそういう特撮映画に出てくるキャラクターのよう。
かわいくてたまらなくて、
家のくまんばちに「くまごろう」と名付けた。
そして一昨日、昼間にくまごろうを待っていたけれど、
とうとう現れることはなかった。
残念。
でもきっといいパートナーが見つかったんだね。
くまごろう元気でね。
丸い大きな蜂らしき虫が飛んでいた。
いなくなってから干そうと思ったら、
いくら待ってもずっと同じ場所を飛んでいる。
ちょうちょや、ほかの蜂がくるとすかさず体当たりしに行って、
またすぐ戻ってくる。
結局洗濯物はそっと干したけれど
巣でも作られたら困るなと思った。
家族に言うと、あれはくまんばちで、
ここのところずっといる庭の主だという。
ネットで調べてみると、
春先にオスが、メスを探して縄張り内を低空飛行し、あらゆる飛ぶ虫をメスではないかと思って追いかけるらしい。
まさにそれだった!
ちなみに、オスに針はなく穏やかな性格で人間に興味はない。
そして驚いたのは、くまんばちの写真、
かわいいぃぃ~~~‼
知らなかった、こんなにかわいいなんて‼
まんまるでふさふさしていて、羽が小さい。
なんだかモスラ?とかそういう特撮映画に出てくるキャラクターのよう。
かわいくてたまらなくて、
家のくまんばちに「くまごろう」と名付けた。
そして一昨日、昼間にくまごろうを待っていたけれど、
とうとう現れることはなかった。
残念。
でもきっといいパートナーが見つかったんだね。
くまごろう元気でね。
2016年04月26日 Posted by Emiko Totsuka at 23:23 │Comments(0) │徒然
桜のおたより
毎日一通お手紙を書いています。
この季節にぴったりの、
桜の柄の便せんと切手、シールがあるから!
書く内容だけでなく、
どんな色や柄の、どんな便せんや切手を選ぶのか、
そんなところも大切なメッセージの一部。
だから、その季節にあった柄を送れるのはなんだか嬉しい。
お手紙、好きだな~。
毎日一通お手紙を書く一週間。
チャレンジしてみませんか。
この季節にぴったりの、
桜の柄の便せんと切手、シールがあるから!
書く内容だけでなく、
どんな色や柄の、どんな便せんや切手を選ぶのか、
そんなところも大切なメッセージの一部。
だから、その季節にあった柄を送れるのはなんだか嬉しい。
お手紙、好きだな~。
毎日一通お手紙を書く一週間。
チャレンジしてみませんか。
2016年03月14日 Posted by Emiko Totsuka at 11:46 │Comments(0) │徒然
かわいいシズラ
清水区のキャラクターシズラをご存じですか?
いつも寺かふぇを手伝ってくださる、玲さんのお友達の、
田代卓さんという方が生み出したキャラクターです。
かわいくてたまらなくて、私も大ファンなのですが、
先日その田代さんの展示会にご招待いただき、
清水のフェルケール博物館へ行ってきました。
大きなシズラや、他にもかわいらしい動物の絵などの作品を沢山見ることができ大満足。
誰にでもかけそうな単純な絵、でも、実は誰にも描けない絶妙なバランス。
わたしもシズラを描いてみたのですが、すごく変でした。
実際描いてみると、ミリ単位で計算されつくされていることがわかります。
フェルケール博物館も、はじめて行きました。
ドリームプラザ近くにあるので、存在は知っていたのですが。
ここは、想像以上です。
すごく見応えがあって、楽しかったです!
港町ならではの展示物が沢山あって、
例えば昔のお茶箱とか、船乗りが着ていたはっぴとか、缶詰etc...
デザインの素敵さが半端じゃなく大興奮。
きっとこの時代は、デザインする際、
いかに早く効率よく作るか、なんて概念はなかったと思います。
それはこれを見れば一目瞭然です。
いいものを作ろう、ただそれだけです。
感動しました。
本当におすすめ。
ぜひおでかけください。
2月末まで。
いつも寺かふぇを手伝ってくださる、玲さんのお友達の、
田代卓さんという方が生み出したキャラクターです。
かわいくてたまらなくて、私も大ファンなのですが、
先日その田代さんの展示会にご招待いただき、
清水のフェルケール博物館へ行ってきました。
大きなシズラや、他にもかわいらしい動物の絵などの作品を沢山見ることができ大満足。
誰にでもかけそうな単純な絵、でも、実は誰にも描けない絶妙なバランス。
わたしもシズラを描いてみたのですが、すごく変でした。
実際描いてみると、ミリ単位で計算されつくされていることがわかります。
フェルケール博物館も、はじめて行きました。
ドリームプラザ近くにあるので、存在は知っていたのですが。
ここは、想像以上です。
すごく見応えがあって、楽しかったです!
港町ならではの展示物が沢山あって、
例えば昔のお茶箱とか、船乗りが着ていたはっぴとか、缶詰etc...
デザインの素敵さが半端じゃなく大興奮。
きっとこの時代は、デザインする際、
いかに早く効率よく作るか、なんて概念はなかったと思います。
それはこれを見れば一目瞭然です。
いいものを作ろう、ただそれだけです。
感動しました。
本当におすすめ。
ぜひおでかけください。
2月末まで。
2016年02月01日 Posted by Emiko Totsuka at 18:01 │Comments(0) │徒然
金麟さんにて
一月もそろそろ月末。
もう一年の一か月が終わろうとしています。
早い!
昨日、丸子の手づくり家具の金麟さんで開催されている、
ギャッベ展を見に行ってきました。
ギャッベとは、天然染め、手織りのペルシャ絨毯。
ふたつと同じ柄はない一点もの。
「心穏やかな家時間を過ごせますように」という、
願いをこめて作られていることが、
色や模様から伝わってきます。
なんて美しいんでしょう!
憧れのギャッベ。
高価なものなのでおいそれと
買うことはできないのですが、
いろいろと見ていくうちに、
運命の出会いがあるかもしれません。
火曜日までの開催ですが、毎年やっているそう。
ぜひおでかけください。
もう一年の一か月が終わろうとしています。
早い!
昨日、丸子の手づくり家具の金麟さんで開催されている、
ギャッベ展を見に行ってきました。
ギャッベとは、天然染め、手織りのペルシャ絨毯。
ふたつと同じ柄はない一点もの。
「心穏やかな家時間を過ごせますように」という、
願いをこめて作られていることが、
色や模様から伝わってきます。
なんて美しいんでしょう!
憧れのギャッベ。
高価なものなのでおいそれと
買うことはできないのですが、
いろいろと見ていくうちに、
運命の出会いがあるかもしれません。
火曜日までの開催ですが、毎年やっているそう。
ぜひおでかけください。
2016年01月26日 Posted by Emiko Totsuka at 00:27 │Comments(0) │徒然
心静かに
今年も残すところ半日を切りました。
今日は心静かに一年を振り返り、
そして来年を思い描く一日です。
今年もいろいろなことがありました。
お茶事は二回できました。
5月に、放置茶畑から自分で新芽を摘んできて、
家で蒸して&揉んで作ったお茶でのお茶事。
11月には崇元さん主催の24時間説法内でのお茶事。
いつものお茶室で、無農薬・在来種の静岡市のお茶でした。
今年は特に感慨深いというか、
腑に落ちるようなところが多々ありました。
寺かふぇはただお茶を飲む、それだけですが、
お寺が持つ清める力、
お茶の持つ精神を高める力、
そしてそこに集う人々の生命力を、
静かに、確かに、感じられます。
だから、それ以上なにも必要ない、
すべてが満ち足りている、
という贅沢な時間が流れています。
そのことを本当に改めて実感しました。
また、
今年はわたしたちにとっては辛い試練もありました。
当初からほとんど毎回一緒に寺かふぇを手伝ってくれていた、
昭子さんが3月に亡くなりました。
昭子さんはフリーペーパーの編集長をされていて、
静岡ではちょっとした有名人。
とくに感性の高いお店の方や
職人さんやアーティストの方々に愛されていて、
私も昭子さんを通じて、沢山の方々と出会わせていただきました。
昭子さんの人柄が良く表れているできごとといえば、
去年の初春にやった七草粥の会です。
http://teracafe.eshizuoka.jp/e1236708.html
昭子さんに、七草粥を作って食べる会をやろう、と誘われました。
お正月ではなく旧暦の七草粥の日(2月)にやるというのが彼女らしさ。
なぜなら、本来野に七草が生えているのは2月で、
1月のはハウス栽培のものを使っている。
本当の生命力を感じたいから旧暦でやりたい、と言っていました。
そして昭子さんと私は会の前日、一日がかりで
極寒の野原で雑草の中から七草を探して摘んで洗い、
当日それを使っておかゆを作りました。
昭子さんはそれに加えて
自家製の甘酒、スコーン、ぬか漬けなとをもってきてくれました。
この会への思いや七草のことが丁寧に書かれたプリントも用意してくれました。
準備の苦労などひとことも話さず、
来た人が楽しそうにしているのを見て、
昭子さんはうれしそうでした。
丁寧な暮らしを慈しむ人。
小さな喜びや美しさを大切にする人。
そしてなにより、人に尽くし、愛された人。
寺かふぇも愛してくれて、
催しの日はいつも仕事の休みをとってくれました。
彼女に愛してもらえるような催しができたことが何よりの誇りです。
恩返しもできないままお別れになってしまいましたが、
いつも、見ていてくれていると信じています。
昭子さんにいただいたたくさんのご縁に感謝しながら、
これからも生きていきたいと思います。
では、本年もありがとうございました。
また来年お会いしましょう。
2015.12.31
今日は心静かに一年を振り返り、
そして来年を思い描く一日です。
今年もいろいろなことがありました。
お茶事は二回できました。
5月に、放置茶畑から自分で新芽を摘んできて、
家で蒸して&揉んで作ったお茶でのお茶事。
11月には崇元さん主催の24時間説法内でのお茶事。
いつものお茶室で、無農薬・在来種の静岡市のお茶でした。
今年は特に感慨深いというか、
腑に落ちるようなところが多々ありました。
寺かふぇはただお茶を飲む、それだけですが、
お寺が持つ清める力、
お茶の持つ精神を高める力、
そしてそこに集う人々の生命力を、
静かに、確かに、感じられます。
だから、それ以上なにも必要ない、
すべてが満ち足りている、
という贅沢な時間が流れています。
そのことを本当に改めて実感しました。
また、
今年はわたしたちにとっては辛い試練もありました。
当初からほとんど毎回一緒に寺かふぇを手伝ってくれていた、
昭子さんが3月に亡くなりました。
昭子さんはフリーペーパーの編集長をされていて、
静岡ではちょっとした有名人。
とくに感性の高いお店の方や
職人さんやアーティストの方々に愛されていて、
私も昭子さんを通じて、沢山の方々と出会わせていただきました。
昭子さんの人柄が良く表れているできごとといえば、
去年の初春にやった七草粥の会です。
http://teracafe.eshizuoka.jp/e1236708.html
昭子さんに、七草粥を作って食べる会をやろう、と誘われました。
お正月ではなく旧暦の七草粥の日(2月)にやるというのが彼女らしさ。
なぜなら、本来野に七草が生えているのは2月で、
1月のはハウス栽培のものを使っている。
本当の生命力を感じたいから旧暦でやりたい、と言っていました。
そして昭子さんと私は会の前日、一日がかりで
極寒の野原で雑草の中から七草を探して摘んで洗い、
当日それを使っておかゆを作りました。
昭子さんはそれに加えて
自家製の甘酒、スコーン、ぬか漬けなとをもってきてくれました。
この会への思いや七草のことが丁寧に書かれたプリントも用意してくれました。
準備の苦労などひとことも話さず、
来た人が楽しそうにしているのを見て、
昭子さんはうれしそうでした。
丁寧な暮らしを慈しむ人。
小さな喜びや美しさを大切にする人。
そしてなにより、人に尽くし、愛された人。
寺かふぇも愛してくれて、
催しの日はいつも仕事の休みをとってくれました。
彼女に愛してもらえるような催しができたことが何よりの誇りです。
恩返しもできないままお別れになってしまいましたが、
いつも、見ていてくれていると信じています。
昭子さんにいただいたたくさんのご縁に感謝しながら、
これからも生きていきたいと思います。
では、本年もありがとうございました。
また来年お会いしましょう。
2015.12.31