一目千本

なんだかんだで毎年行っているお花見旅行。
今年は日本一の桜を観てみたいねという話になりました。

真っ先に浮かんだのは、奈良の吉野

義経と静御前の悲話や、
秀吉が5000人をひきつれお花見をしたエピソードなどがあり
歴史の舞台に度々登場する吉野山。
山全体が桜で染まることから「一目千本」と言われ、世界遺産としても有名。


しかし、旅行の日程を組むのは、だいたい2ヶ月前。
桜の満開時期を狙うわけですがこの予想は難しいですね~!

だいたい4月4日付近に行くのですが、
ここ10年を振り返ってみると、
散っていたということはなく、
全くひとつも咲いていなかったということは、2回ほどありました。
吉野は山で気温が低いだろうし、ちょっと遅めがいいだろうと予想。

ちょっと遅めにしましたが、やっぱりちょっと遅かった~face07

まあでもこればっかりは、しょうがないですね!
散り始め、でしたが充分キレイでした。





吉水神社からの眺め


吉野といったらこれ。
吉野葛。葛湯をいただきました。

葛屋さんがたくさんありました。
葛湯も、スーパーなどで売っているものはいろいろ混ざっているものが多いのですが、
100%本葛のものはびっくりするほどおいしい。
滋養強壮になるので、おみやげに購入しました。

一回家で葛湯を作ってみたら、白くてサラサラになったのですが、これは失敗!
当然全然おいしくないです。
お湯加減が悪かったようです。
おいしい葛湯は透明でとろとろしています。
器もあたためておいて、本当に沸騰ブクブクので作らないとまずかったよう。
コツがあるんですね~。


一目千本、確かに見ごたえがありました!
また行きたいです。

余談:奈良土産ですが、「大仏プリン」なるものがあり、
これが超絶美味しかったです。
今まで食べたプリンで一番美味しかった。
もっと買えば良かったと後悔。
とってもおすすめですface02  


2013年04月14日 Posted by Emiko Totsuka at 19:46Comments(0)聖地を旅する

和歌山の旅5~まとめ~

世界遺産の高野山熊野古道、そして南紀白浜、と和歌山を巡った旅。

あとはまったりタイムicon12

発見か?


発見!


友人宅のみつばちを観察。
帰ってくるみつばちは黄色い花粉をたくさんおしりにつけてくる。


こんな感じでまったりしながら、回想。


ああ幸せと何回言ったかわからない旅でした。
とくに、夜の高野山を散歩したときの、満開の美しい夜桜。
5月に桜を見られるなんて、本当に幸せでした。

そして、精進料理のびっくりするほどの美味しさ。
どんな高級レストランより美味しかったです。
やはり体に合っているのかもしれません。

熊野古道で結ばれる和歌山・三重という場所は、本当に神々しいですね。
神と仏が今も生きている聖地なんですね。
守られて残っているものの古さが違う。一桁違う。
いつか呼ばれたら、ぜひ行ってみてくださいface02




最後におまけ。
高野山のいたるところにいた、
こうやくん。

キュート!
目と口の中が真っ黒いところが、いいです!
宇宙を感じました!
ストラップかいました!

おわり  


2011年05月27日 Posted by Emiko Totsuka at 21:03Comments(2)聖地を旅する

和歌山の旅4~南紀白浜~

高野山、熊野古道との中で過ごして、見たくなるのはicon12
南紀白浜へ。

白浜というだけあって、真っ白な砂浜
でもただの、キレイな海じゃあないですね。

海沿いを歩くだけで、次々と景色が変わる、
こんなに表情豊かな海なんですface08

三段壁という崖。ド迫力です。


千畳敷という場所。


足元はこんな模様でした。不思議icon12


円月島。夕暮れ時にはこの丸の中に夕日が入るそうです!


なんとも摩訶不思議な風景。
同じ海辺とは思えないですね。
どこも絶景でしたface02

そこかしこに「足湯」があって、癒されましたicon12
とある足湯に、すっぽんぽんで全身しっかり浸かっている少年がいましたが…face08

つづく  


2011年05月26日 Posted by Emiko Totsuka at 20:49Comments(2)聖地を旅する

和歌山の旅3~熊野古道~

高野山から熊野古道

伊勢神宮や熊野三山、高野山など数々の霊場を結ぶ神々しい道。


霊気漂う、うっそうとした道を牛馬童子を目指します。


いらっしゃった。

牛馬童子。思ったより小さい。

そして、サッカー日本代表のトレードマーク、
「やたがらす」でおなじみの熊野大社へ。

熊野は浄土の地と信じられていて、
熊野へ詣でる人が連なって蟻の行列みたいであったことから、
「蟻の熊野詣」という言葉が出来るほどであったそうです。



わたしがやりたかったのは、
熊野古道での座禅。
というより今回は真言密教流阿字観で。

ひっそりとした熊野古道で、木々や風の音を聞きながら
真言密教で大切にされている文字、「阿」の字を思い描いて、
しばし座りました…icon12


これはめちゃめちゃ気持ちがいいです!
蘇ります!
なにかが!icon14

つづく

yotto  


2011年05月19日 Posted by Emiko Totsuka at 21:26Comments(0)聖地を旅する

和歌山の旅2~高野山の「食」~

旅の楽しみが、食であります!(キッパリ!)
旅にでると毎回、
世の中にはまだこんなおいしいものがあったのか!と発見します。

高野山の食といえば、精進料理
わたくしが泊まった一乗院というお寺の精進料理はもう、
もう本当においしかったです。icon14


その中でもなんといってもコレ!

高野山の胡麻豆腐、美味しすぎです!
こちらは100年以上ある老舗の胡麻豆腐屋さんにて。
これはわさび醤油ですが、
実はお砂糖で食べるほうが断然オススメです!


ちょうど八十八夜だったので、
お坊さんが朝摘んだという茶の葉をくださいました。美味。


お茶もたびたびいただきました。
こちらは、奥の院でいただいたほうじ茶。
大きな茶釜でブクブクグラグラ淹れていて
自分でひしゃくですくって飲みます。
なんだか妙な味がしましたが、ありがたかったです。



こちらは楽しみにしていた数珠作り。
わたしは数珠を持っていないので、
自分で作れると聞いて、早速やってみました。

いい匂いのする高野杉をやすりで丸く削って、
自分の生まれ年の仏さまを表す梵字を入れて、
そして相方と協力して紐を編みこんでいきます。
最後に自分の名前を焼き入れて、完成です。
これは一生使いますface02

つづく

yotto  


2011年05月17日 Posted by Emiko Totsuka at 23:26Comments(2)聖地を旅する

和歌山の旅1~高野山~

昔、旅で出会ったバックパッカーが、
「聖地は呼ばれて行くところだよ」と言っていました。

その時はインドの話をしていたのだけれど、
その言葉に妙に説得力があったので、
自分の中で「聖地」と思うところは、呼ばれたら行こうと決めていました。

そして今回、縁あって訪れたのは、ここ。
1200年前に空海によって開かれた真言密教の聖地、高野山

お寺に泊まり、
精進料理をいただき、
朝はおつとめをし、
阿字観という修行をし、
自分で数珠を作ってきましたface02



壇上伽藍(金剛峰寺)へ





驚いたことは、仏の聖地である壇上伽藍に、鳥居があって、神社があったことです。
世界遺産に登録された理由のひとつに、
大陸から来た仏教と、日本古来からいる神々が、両方同じ場所にいるということが、
世界でも非常に稀、ということがあったそうです。
神と仏、両方を大切にしてきた日本ならでは、ということなのですね。


奥の院へ

奥の院へ続く2kmの参道には
織田信長、豊臣秀吉、武田信玄、伊達政宗など
歴史上の人物が眠っています。
ちなみに一番大きく立派なお墓は、今大河ドラマでやっている「江」のお墓です。




GWに行ったのですが、
標高の高い高野山は桜が満開!
これは嬉しいサプライズでしたicon12


つづく

yotto  


2011年05月16日 Posted by Emiko Totsuka at 21:36Comments(0)聖地を旅する