静岡のマチュピチュ?



先日寺かふぇでお出ししたお茶は、静岡市の奥長島の、無農薬・在来種のお茶でした。
その茶畑をご紹介したいと思います。

奥長島は足久保の奥にあり、
聖一国師が茶の種をまいたところです。

私も以前ゆかりちゃんから、
足久保の奥にマチュピチュみたいな茶畑があるらしい、という話を聞いていたので、
ずっと気になっていたのですが、それはここのことでした。
確かに素晴らしい風景。

この美しい段々畑の茶畑は市や県のパンフレットにはよく登場しているし、
テレビでも紹介されているのですが、
実は持ち主の方はすでに耕作を放棄されています。
段々畑での作業は大変なのだそう。

そこで近所に住む勝山さんという女性が、
この美しい茶畑はなんとか守りたいという思いで手入れをしています。

静岡のお茶は飲む量、作る量が減ってきていますが、
なにが一番さみしいかといえば、
茶畑の風景がなくなっていくこと。

心意気だけでその風景を懸命に守ろうとしている人には、
頭が下がる思いです。  


2015年12月07日 Posted by Emiko Totsuka at 22:12Comments(0)茶活

寺かふぇ用のお茶

先日の静岡市でのお茶まつりで、
ゆかりちゃんが美味しいお茶を見つけたそうで、
それを今回の寺かふぇでお出ししようと思います。

なんでも、そのお茶は販売されていたわけではなく、
紹介用として試飲したものだったのですが、
あまりに美味しかったのでお願いして特別に売ってもらったそう。

足久保の石垣の段々畑で作られている在来種のお茶で、
ゆかりちゃん曰く野性的な味とのこと(face08

どんなお味なんでしょうか~?
とっても楽しみですねface02


  


2015年11月16日 Posted by Emiko Totsuka at 21:08Comments(0)茶活

寺かふぇのお茶



寺かふぇの開催日が近づいてきました。

お茶はどうしようか、お菓子は・・・そろそろ悩み始めるころです。

秋の新茶ってのも、あるんですね~。
三番茶とか、四番茶とか?
最近は一番茶しかとらないところがほとんどなのだそうで、
むしろ貴重なのかしら?

14日、15日に静岡市でお茶まつりがあるようなので、
その時になにか見つけられたらと思っています。  


2015年11月11日 Posted by Emiko Totsuka at 23:02Comments(0)茶活

お家で手揉み、完成?


揉み続けること4時間弱…(o_o)
乾燥して、青くささもなくなり、
味も合格ラインに達したかなと思います!

これなら10日の寺かふぇでお出しできると思います☆

しかしまだ茶葉はあと半分残っていますので、
もう一度作業です‼︎(T ^ T)

頑張りまーす。

  


2015年05月04日 Posted by Emiko Totsuka at 19:34Comments(0)茶活

お家で手揉み、途中経過


少しずつ、煎茶らしくなってきました。

しかしまだまだ揉みが足りてないようです。
地道!ひたすら地道に揉み続けています!  


2015年05月04日 Posted by Emiko Totsuka at 13:18Comments(0)茶活

お家で手揉み、スタート!

手摘みしてきた放置茶畑のお茶を
ただいまお家で蒸し&揉みをスタートしました!
蒸し前
甘いぶどうのような香り


蒸し後


揉みはじめ
  


2015年05月04日 Posted by Emiko Totsuka at 11:32Comments(0)茶活

寺かふぇ用のお茶…⁉︎


山の斜面で放置されている茶畑の茶摘みをしました。
放置状態でも生命力溢れる瑞々しい新芽が伸びていました。

贅沢に、ほとんど一芯ニ葉で手づみ。
これを自宅で蒸したり揉んだりしてお煎茶にして、
上手くできたら10日の寺かふぇのお茶にしたいと思っています!

初めての挑戦、頑張ってみます!
美味しいお茶に仕上がるといいな…。
  


2015年05月03日 Posted by Emiko Totsuka at 20:22Comments(0)茶活

茶摘み


5月になりました!1年で一番好きな季節。
気分が晴れ晴れしますね。

今日は茶摘みでした。
茶畑の今だけの美しさにうっとり…☆
でも作業はすごく大変で汗だくです。

10日の催しのお茶も、自分たちで手づみ
できたらいいなあと考え中。。
  


2015年05月01日 Posted by Emiko Totsuka at 20:46Comments(0)茶活

お茶摘み交流会@藤枝

八十八夜。この時期の茶畑は、眩しいくらい美しい黄緑色。



「お花見」ってありますけど、「お茶見?」ってのもいいと思いますよ。
今日はお茶を見に行きましょう、っていう日があっても。
心が洗われるような瑞々しい風景。

週末、藤枝で杵塚さんが中心となっている「無農薬茶の会」主催の、お茶摘み交流会のお手伝いをさせていただきました。



驚くのはこの会が38年も前から続いているということ。
今でこそ、「有機」「無農薬」「オーガニック」などという言葉を耳にすることがありますが、38年前は、無農薬でお茶を作ることは不可能というのが常識。
バッシングを含め大変なご苦労の中、志を守り続けてこられています。




わたしは約150人前の天ぷらを作るというお役目を仰せつかり、お茶の葉や、よもぎ、筍などを揚げて揚げて揚げまくりました!
でも沢山の方が自然と手伝ってくれていたので大変ということもなくとても楽しかったです。






全国から(海外からも!)集まってこられた方々とのふれあいや、楽しい、気持ちいいだけでない沢山の学びのある週末でした。
☆ありがとうございました☆

  


2014年05月02日 Posted by Emiko Totsuka at 17:41Comments(0)茶活

ちかごろ好きな茶のはなし



昨年11月に開催された世界お茶まつりで、
世界中のいろいろなお茶をおなか一杯飲みました。
最高のものばかりが集まるお祭りですので、あとは好みです。

その中で、「これは・・・!!」と
ゆかりちゃんとわたしが思わず目を丸くしたのが、
掛川の富士東製茶さんの「山の息吹」というお茶でした。

実はこのお茶はその時売り物ではなく、
お茶会のお茶席の中でいくつか出されたお茶のうちの一つでした。

わたしたちはお茶会が終わってから、そのお茶会を主催されていた富士東製茶さんに、
「〇番目に出たお茶が買いたい」と、お願いしますと、
「今日は売っていない」とのことでした。

実はそのお茶は、市場に出回るほとんどのお茶の品種である「やぶきた」ではなく、
山の息吹と名付けられた、在来種のお茶だったのです。

そしてこのお茶は掛川の世界農業遺産、茶草場で作られていました。

市場には出していないけれど、注文すれば買うことができると聞いて無事に買うことができました。
それからその「山の息吹」を寺かふぇkonoyoでも家でも飲んでいます。

わたしは小さいころから深蒸しのお茶を飲んできたので、こういう緑緑した、甘さ・苦味・渋みすべて濃いお茶が好みのようです。
催しの時も大変ご好評をいただいてます。


山の息吹がきっかけで、茶草場について興味がわいて調べてみました。

茶草場には、人の手が入ることで守られている独自の豊かな生態系があるそうなのです。
富士東製茶さんをはじめいろいろな方々がそれを守ろうと大変な努力をされています。


そして、自然に人の手が入るということは、=破壊、という悲しい図式がわたしの中ではありましたが、
茶草場のことを知って、そうばかりではないのだなと心があたたまる思いがしました。

茶草場農法という伝統、豊かな生態系、静岡らしい景観を守りつつ、おいしいお茶を作っているなんて、
本当に頭が下がる思いです。

とまれ、山の息吹は美味です。
今年の新茶も楽しみです。  


2014年04月08日 Posted by Emiko Totsuka at 09:41Comments(0)茶活