静岡のマチュピチュ?

先日寺かふぇでお出ししたお茶は、静岡市の奥長島の、無農薬・在来種のお茶でした。
その茶畑をご紹介したいと思います。
奥長島は足久保の奥にあり、
聖一国師が茶の種をまいたところです。
私も以前ゆかりちゃんから、
足久保の奥にマチュピチュみたいな茶畑があるらしい、という話を聞いていたので、
ずっと気になっていたのですが、それはここのことでした。
確かに素晴らしい風景。
この美しい段々畑の茶畑は市や県のパンフレットにはよく登場しているし、
テレビでも紹介されているのですが、
実は持ち主の方はすでに耕作を放棄されています。
段々畑での作業は大変なのだそう。
そこで近所に住む勝山さんという女性が、
この美しい茶畑はなんとか守りたいという思いで手入れをしています。
静岡のお茶は飲む量、作る量が減ってきていますが、
なにが一番さみしいかといえば、
茶畑の風景がなくなっていくこと。
心意気だけでその風景を懸命に守ろうとしている人には、
頭が下がる思いです。