悲しみと涙

しっかり悲しみ、しっかり泣く。


紛らわせたり、無理して笑ったりせず。

真正面から悲しみを見つめ、
心から悲しむ。

喪中とはそういう時間。とても大切な時間です。




私は喜怒哀楽のすべてを感じてはじめて、
命はいきいきすると思っているので、
涙や悲しみも、笑いや笑顔と同じだけ大切です。

以前から世の中が「笑い」を求めすぎているような気がしていました。
笑うこと、それはもちろんすばらしいことなのですが、
それを過剰に追い求め
や、悲しみに否定的な考えになってはいないでしょうか?


笑い・笑顔を大切にするあまり、
今笑うことができない人たちが行き場のない思いを抱えているのでないだろうか?
悲しいときは泣いたっていいし、くよくよしたっていい。


みんなが笑顔でいられる世の中よりも、
みんなが安心して悩める世の中になってほしい。

悲しいときこそ声をあげて。


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2011年03月16日 Posted byEmiko Totsuka at 22:06 │より良く生きるために


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