夕方東の空に虹が出ていました。
虹を見たのはいつぶりでしょう。
虹を見るといつも、ギフトだ、と思います。
メッセージのような、エールのような天からのギフト。
わたしは勝手にそう受けとって、
ありがとうと言いたい気持ちになります。
狭い空に虹を見つけられたから、ラッキーでした。
それにしても、空が広い場所に憧れます。

モンゴルでは、地平線のことを「天境線」というそうです。
きっと空が圧倒的に広い世界だから、
言葉や考え方も自然に空の存在が大きくなるんでしょうね。
しかし今日の夕暮れはドラマチックでしたicon12



虹っぽい色にしてみましたが目がチカチカしたらごめんなさいface07  


2012年08月06日 Posted by Emiko Totsuka at 22:09Comments(0)徒然

鴨川越えて

今年のお花見は京都に行ってきました。

こんな感じのピカリと晴れ。お天気に恵まれました。

なにはともあれ、とにかくこちらを食します。

行列はしたくないので、10時開店と同時に都路里
食べ終わる頃には長い行列ができていました。

錦小路をお散歩。お目当ては「有次」
美しい職人技の品々。本当に憧れてしまいます。
いつか思う存分お買い物してみたいです。


湯葉。


嵐山へ。実は初めて行きました。

天龍寺の瓦、いかついです。

近くで見るとこんな。かっこいいです。

天龍寺って、すごく洒落てます。
私は勝手に感性が合うお寺だなと思いました。



お茶は嵯峨野湯で。
その名のとおり、銭湯をリノベーションしたカフェです。


2日目は今回のメインイベント、醍醐寺へお花見に。


醍醐寺はとにかく広くて、山1つまるまるあるので、全て見ようと思ったら一日かかります。
今回は山の下だけ、「三宝院」「伽藍」「霊宝館」に行きました。


ここは3箇所それぞれに入場料がいるのですが、3箇所全部行ったほうがいいと思います。
どこも本当に素晴らしいのです。


とくに素晴らしかったのは、霊宝館にあるこの桜。

大きく枝を伸ばした一本の桜。
『この木何の木気になる木』なみです。
この一本のために京都に来たんだと思えるほどの美しさでした。

京都ではこちらも欠かせないですね。


そんでもって私はこちらも外せません。先斗町。

私の好きな路地、ベスト10には入ります。

写真には撮れませんでしたが、2日目のカフェは街中の『火裏蓮花』へ行きました。
食べ物も飲み物も全て美味しく、雰囲気もよく、かなりすてきでした。
すごくオススメです。
火裏蓮花で食べた酒粕のチーズケーキがあまりにも美味しくて、
帰ってきてからもう2回も自分で作ってしまいました。

最近は京都は一日一寺がいいなと思うようになりました。
はしごしていろいろ見るというよりは、ひとつのお寺をじっくり見たい。
欲張らずにゆったりとした気持ちで。
そして何度も足を運べばいいんだと思います。

京都は本当に何回行ってもいいですね。

春を満喫できましたicon12  


2012年04月15日 Posted by Emiko Totsuka at 22:56Comments(0)徒然

春らしく

この時期らしい春の嵐がきていますね。
毎年、同じ時期に、桜の花が散ってしまうんじゃないかと心配している気がします。

寺活にも少しずつ動きやすい季節になってきて、嬉しいです。

先日のお茶のお稽古は、吊り釜でした。
こちらの写真でおわかりいただけるでしょうか。
釜が天井から吊るされているんです。


春が来るとこのように天井から吊るして、
春風に釜が揺れる風情を楽しむというものです。

そして先生が作ってくださったお菓子には、かわいらしい早蕨(さわらび)が。


春には春のもてなしがあるんですね。
しかも、おまんじゅうを食べたら、あったかかった・・・face02
わたしたちが来る前に、あたためておいて下さったのです。
さりげない心遣い、おもてなしを受けるというのは、
本当に心の栄養になる気がします。


私は週末にお茶のお稽古をしていていつも思うのですが、
一週間のうちに、疲れて、悩んで、
まるで福笑いのように顔のパーツがおかしなところにいってしまったのを、
お手前をしているうちに、
目はこの位置です、鼻はここで、口がここです、なんていうふうに
福笑の顔が本来の正しい位置に戻る、という風な感覚になります。

お茶があるべき場所にあるべきものを置きなおしてくれる。
しばらくはこの週末のたしなみは私にとってなくてはならないもののようです。  


2012年04月03日 Posted by Emiko Totsuka at 21:01Comments(0)徒然

お手紙

少しずつ、あたたかくなってきましたね。
私はもう今年初の菜の花も、桜餅も食べました。
喉や、目が、花粉を感じてきています。

寒さに弱く、この冬はめっきり、まったく動けず、
ただただ沖縄を夢見ることしかできなかったのですが、
ここのところ寒さが和らぎ、やる気が涌いてきました。

ずっと書こうと思っていたお手紙を書くことができました。
お手紙はちゃんと書こうと思うと、なかなか大変です。
ボールペンで書くので、基本書き直しはできません。
正しく、わかりやすく、丁寧な字で。
そう思っていると、いつの間にか息を止めていて、
息苦しくなってしまいます。

でもお手紙を書くのは好きです。
友人にも、ときどき書くようにしています。
かわいい便箋や切手が貼ってあると、すごくうれしい。


こちらは友人にもらったとってもかわいい切手。

西荻窪茶散歩というイベントのオリジナル切手なのだそう。
こんなかわいい切手があると俄然やる気がでます。


ちなみに・・・
こちらは海外の切手。

タイで郵便局に行ったときに、前に露店があり切手が山ほど売っていました。
あまりのかわいさについつい購入。
コレクションされる方の気持ちがわかります!

なんと美しい。


きのこ好きにはたまらない。


色合いがすてき。



桜のレターセットがあるので春のうちにもう一通書けたらいいなと思います。  


2012年02月23日 Posted by Emiko Totsuka at 22:59Comments(0)徒然

やっぱり虎が好き

御殿場に行ってきました。
相方さんはアウトレットにはりきっていましたが、
わたしは『とらや工房』に行けることがウキウキでした。

はじめは間違えてとらやのお店に行ってしまったのですが、
目的地は工房。
工房とはいえ、ちゃんとお茶もできますし、お菓子も買えます。
お菓子を作っているところも見られます。

とらや入り口。

なんてステキな茅葺の門。
とても和菓子屋の入り口とは思えません。

そこから竹林の散歩道を抜けるととらや工房があります。


とらやさんは500余年の歴史を持つ和菓子の老舗。
わたしはその菓子が好きなだけでなく
とらやそのものがとても好きです。

真っ白なのれんに潔く染め抜いた虎の文字のかっこいいこと。

〈こちらはミッドタウン店〉
和菓子がアートであり文化であり、
季節を感じる歳時記のようでもあって、
いろいろな役割を担っていることを常に発信し続ける姿勢が
すごく感じられるからです。

とらやさんに行くと、和菓子屋さんというより、
アートや文化の発信地に来たような気持ちになります。

とらや工房、すばらしいです。
予約をすれば菓子作りの見学もできるようですよface02  


2012年01月17日 Posted by Emiko Totsuka at 20:58Comments(0)徒然

スキャットの嵐

あけましておめでとうございます。
気持ちも新たに、よい年にしましょうicon12

わたくしのお正月は
お着物でジャズフェスティバルなるものに行ってみましたemoji10

今年の初JAZZは大好きなFried Prideicon06
超ファンキーなスキャットの嵐にエネルギーをもらいましたicon26
まったく日本人離れしていますね。すばらしいicon12
新年早々幸先がよさそうです。

2012年、今年もよろしくお願いいたします。  


2012年01月04日 Posted by Emiko Totsuka at 14:36Comments(0)徒然

コノヨの2011年

今年も明日で終わり。いろいろなことがありましたね。
2011年に起こったこと、自分が感じた気持ちを、
これからも忘れずにもち続けていたいと思います。


わたしたちの活動は、

お寺を一日カフェにする「寺かふぇkonoyo」を、
梅の時期に、静岡の洞慶院で、
紅葉の時期に、藤枝の龍雲寺で催しました。

フリースタイルにお茶を楽しむ「フリースタイル茶会」は、
春にシミフェス内で、
はらっぱに竹でスタードームを作り、その中に畳を敷いての
一日茶室「竹庵」を催しました。

秋には、登呂遺跡復元住居内
「遺跡茶会」を催しました。


今は真っ白な2012年、なにをしましょうか。
どんなインスピレーションがふってくるでしょうか。
そしてその先にどんな出会いがあるのでしょう。

楽しみですねicon12


さて、寒い日はゆっくりと読書がしたいものです。

私が冬休みに読むのはこの本です。


一日一生/天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉

親友におすすめされたこの本。
一年前も同じ時期に読みました。

心がニュートラルに戻る。
この時期にもっとも読みたい本。
私にはなくてはならない一冊です。

字がおおきくて、ページ数もあまりなく、読みやすい本です。
ぜひ読んでみてください。


寒いのであたたかくして、暴飲暴食にお気をつけてface02
よいお年を。  


2011年12月30日 Posted by Emiko Totsuka at 11:17Comments(0)徒然

humanERROR

http://www.youtube.com/watch?v=ENBV0oUjvs0&feature=share

FRYING DUTCHMAN humanERROR

15分あたりから涙がでてしまいます。
長いですがぜひ聞いてみてください。  


2011年12月20日 Posted by Emiko Totsuka at 22:19徒然

今年の感謝

今年一年の感謝をしに、三嶋大社へ行ってきました。
三島は度々訪れる大好きな場所で、今回はTOKIOから遊びに来た友人と共に。

TOKIOの友人は、三島のことは知らず、ほとんど期待ゼロといった感じだったのですが、
案内すると大絶賛で、だいすきになってくれたようです。

なんといっても、街中を富士山の湧き水のせせらぎが流れていて、
その脇や上の歩道をお散歩できるのがステキです。

友人撮影のわたくし。

川べりのカフェで昼間からサングリアをいただいてみました。


友人と今年あったことを振り返ったり、
来年のビジョンを語り合ったり。
湧水の清らかさに背筋がのびたような気がしました。


余談:
今回、柿田川湧水公園にも行ったのですが、
その前に「白夢庵」といういちご大福のお店が出来ていて、
なんだか気になったので買ってみました。

これがまあ、めちゃめちゃ美味しくて、「これは大変なことになる」
と友人と話していました(笑)

いちご大福史上ダントツ一番ではないかとemoji01

とってもおすすめですよーface02
ぜひとも行ってみて下さいicon16  


2011年12月18日 Posted by Emiko Totsuka at 20:29Comments(2)徒然

お茶のお稽古でふくさをたたむ時に、
ザラザラと音がする人がいました。
手が荒れていたのです。

その人は手が荒れていて恥ずかしい、と言いました。

先生は「それは尊い手ですよ」と答えていました。


「尊い手」
なんていい言葉なのだろうと思いました。

以前は、細く長い指にピカピカの爪、しみひとつない真っ白い甲、
そんな手に憧れて、そんな手が美しいと思っていました。

でも、今は違います。


分厚くて節が太くて、かさついていて、
しみやしわがあって、傷があったりする。
そんな手が美しいのだと思うようになりました。

それが、生きている手。術を知る手。


手というのはとてもよく働いてくれてけなげなものだなあと思います。
今日も自転車のハンドルをしっかり握ってくれたし、
アボカドの熟れぐあいを確認してくれたし、
思いを伝えるためにこうしてキーボードをパカパカうったりもしてくれる。
そして食べ物を作り、飲み物を口に運んでくれるのも手です。
こんなに一生懸命働いているのに、
危ない物が飛んできたり、転びそうになったときは真っ先に前にでて
犠牲になっても体を守ろうとしてくれる。


私の手はまだまだ未熟ですが、
いつかもっともっと美しい手になりたいです。  


2011年10月20日 Posted by Emiko Totsuka at 22:22Comments(0)徒然